お知らせ


肺炎球菌ワクチン予防接種の助成が始まります。

投稿日時:2014/09/11 12:16


10月1日より肺炎球菌ワクチン予防接種の助成が始まります。

平成26年度は、今年度末に65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳・101歳以上になられる方が対象となります。(対象の方は、市より事前に個別通知されておられると思います

過去に23価肺炎球菌ワクチンを受けた方は対象外となります。自己負担金4000 

65歳以上の対象外の年齢の方でも助成はありませんが、予防接種を受けることができます。

接種希望の方は、事前にご予約下さい。

肺炎球菌ワクチンについて

   肺炎は高齢者にとって怖い病気です

体力の弱い・免疫力の低下している方、高齢者・慢性の心臓・呼吸器疾患・腎不全・糖尿病の方が肺炎になってしまうと病状が重くなることがあります。高齢者においてインフルエンザシーズンにおける細菌性肺炎の約60%は肺炎球菌によって引き起こされます。特に65歳以上の上記の疾患のある方には肺炎球菌ワクチンの接種をお勧めしています。

   肺炎球菌ワクチンの特徴

肺炎球菌には90種類以上の型があり そのうち23種に対してこのワクチンは免疫をつけることが出来ます。1回のお接種で効果が約5年間継続します。季節をとわず接種が可能です。インフルエンザにかかることが肺炎を引き起こす原因となりえるので、インフルエンザのワクチンと両方接種しておかれることで予防効果が増します。

   肺炎球菌ワクチン接種の効果と副反応

すべての肺炎を予防するものではないです。接種後、抗体が出来るまで約1か月かかります。しかし一度接種すると4年間は効果は低下せず 5年目以降も効果が残っています。接種後 注射部位の痛み、かゆみ、発赤、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉痛などインフルエンザ様症状が出ることがありますが 3日ほどで治ります。すでに肺炎球菌ワクチンを接種されている場合、5年以上経過した時点で接種をご検討ください。5年以内に再接種すると接種部位の痛みなどの副反応が強く出ることがあるため 再接種は十分な間隔をあけて行う必要があります。

不明な点がある場合 また このワクチンを自費診療でされる方は 当クリニックまでご連絡下さい。




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